ということで、しばらく二つを併用していましたが、今後ははてなダイアリーの方に一本化します。古い方は更新しなくなるだけで、データは残しておきます。というわけで皆様今後ともよろしくお願いします。
新アドレスです。
http://d.hatena.ne.jp/Hayes/
http://www.naxos.com/news/default.asp?op=533&displayMenu=Naxos_News&type=2
この項、また補足するかもしれません。
]]>曲目:
ベートーヴェン/交響曲 第4番 変ロ長調 op.60
ロベルト・フックス/交響曲 第3番 ホ長調 op.79
コピー元:関西クラシック音楽情報(http://music-kansai.net/)
ベートーヴェンの4番は、ちょっと練習不足なのか何なのか、危なっかしいところがあったのが残念。第1楽章終わり(183小節)の、書き間違いじゃないかと言われているコントラバスの音を生かしたり、面白いこともやっていたんですが。
ローベルト・フックスは、室内楽はいくつか聴いたことあるんですが(昔ズーカーマンがリサイタルのアンコールで弾いたこともありましたね)、交響曲第3番はCDも持ってなくてはじめて聴きました。形式の面では、小宮正安氏の解説(印刷が細かくてちょっと見づらかったけど譜例も載ってて良かったです)を見ながら聞いたせいもあって、わかりづらいところは全然なかったです。第1楽章はオーソドックスなソナタ形式、その後主題と変奏の緩徐楽章とスケルツォがあって、ソナタ形式で行進曲風のフィナーレという、がっちり古典的な形式ですね。
響きは、これぞ19世紀ドイツ・ロマン派の典型的な交響曲という音をベースに、半音階的な、もうちょっと先へ行くとフランツ・シュミットみたいな甘い和音を多少加えた感じで、なかなか美しかったです。突出した個性はないといえばないんですが、マイナーな交響曲にありがちな、凡庸な主題とか明らかに出来の悪い展開とかはなくて、完成度も高いし、いい曲だと思いました。演奏もベートーヴェンとはうってかわって立派なもので、第1楽章の壮大さとか、第2楽章で葬送行進曲風になるところの美しさとか、スケルツォの軽快さとか、魅力的に聴かせてくれていました。
シンフォニカーは、アッテルベリ6、ツェムリンスキー2、ブルッフ3、フランツ・シュミット4と、すごいのが続いています。楽しみですねー。
BBCフィルハーモニックの「コンポーザー/コンダクター」は、2000年9月から現在までジェイムズ・マクミランが務めているのですが(そのさらに前任はP.M.デイヴィス)、HKグルーバーはマクミランの後任として、2009年9月に就任します。グルーバーはシーズンあたり2回の演奏会を指揮しますが、その中には、新作のトランペット、アコーディオン、バンジョーと弦楽オーケストラのための協奏曲『大道芸 Busking』の初演とCHANDOSへのレコーディングも含まれています。グルーバーの故郷オーストリアはウィーンのコンツェルトハウスへの演奏旅行なんていう話もあるようです。また、ロイヤル・ノーザン・カレッジ・オブ・ミュージックで教育活動も行うとのことです。
オリヴァー・ナッセンは、BBC交響楽団のアーティスト・イン・アソシエイションに就任します。任期は2009年7月から3年間、こちらはシーズンあたり少なくとも3回、プロムスやバービカン・ホールでの演奏会を指揮するほか、BBC RADIO 3のための放送用コンサート・シリーズも計画されているとのことです。前任者はジョン・アダムズで、アダムズは2003年からこの地位にありました。
ネタ元:
La Scena Musicale経由MusicalCriticism.com
BBCの記事
http://www.bbc.co.uk/orchestras/philharmonic/gruber_news.shtml
http://www.bbc.co.uk/orchestras/symphonyorchestra/news/oliver_knussen.shtml
フィンランドの若手指揮者ピエタリ・インキネンは1980年生まれ(ひえー)、「極私的百科全書」内に紹介があります(http://orcheseek.blog66.fc2.com/blog-entry-48.html。この人もパヌラ門下なんですね。
まず、ラウタヴァーラの8番は初めて聞いたんですが、わかりやすいようなわかりにくいようななかなか面白い曲でした。わかりやすいというのは、ゲンダイオンガク的な響きはほとんどないし、スケルツォを第2楽章に置いた古典的な4楽章構成で、フィナーレはわりと高らかににぎやかに終わったりするからなんですが、その一方で、ヴァイオリンが終始きしんだような響き(第1と第2を半音だか4分の1音だかずらして重ねてる?)で歌ってたりするんですね。このズレは最後には合ってたかな? よく覚えてません…。これ、何か意味があるんだと思いますが、何を伝えたいのかはわかりませんでした。インキネンのほか、セーゲルスタムとヴァンスカの録音も出ているので、いずれ聞き直して見ます。
シベリウスの2曲は文句なしにすばらしかったです。1曲目の「鶴のいる情景」は、最初の弱音から弦の響きが繊細で、非常に美しい演奏でした。交響曲第1番では、そういう美しさに加えて熱い高揚感もちゃんとあって、立派な演奏だったと思います。
2008年度の大阪フィル定期は大植さん以外はすべて外国人指揮者を呼んでくるという大胆なプログラムだったわけですが、これまでのところ、最初のドリアン・ウィルソンがあれれという感じだったのを除けば、その後のリープライヒ、リス、エリシュカ、インキネンはそれぞれに個性的な良い演奏を聴かせてくれました。それから、昨年までの大阪フィルは、外国人指揮者が来ると、意思疎通がうまくいってないのかどうなのか、どうも手探りというかぼやけたような演奏になることがあったんですが、今年度、特にインキネンは、そのような曖昧さがなかったように思います。気のせいかも知れませんが、今年度の冒険的な指揮者ラインナップのおかげで、大フィルのほうもいくらか変化があったんじゃないでしょうか。
マイスターは1980年ハノーファー生まれ、父親のコンラート・マイスターはピアニストで、ハノーファーのムジークホッホシューレのピアノの教授でした。コルネリウスは、父親やマルティン・ブラウス、それに大植英次らに師事したとのこと。まだ28歳、就任時点でも30歳とは若いですが、すでに2005年からハイデルベルクのGMDを務めているということで、才能も経験も十分というところでしょう。それにしても最近は若い期待の指揮者が次々出てきますねえ。ウィーン放送響も、財政上の理由で、ORFから分離するかもしれないそうで、大変な時期のようですが、楽しみです。
ネタ元
La Scena Musicale
http://www.scena.org/index-en.asp
経由のYAhoo!/AFP
http://sg.news.yahoo.com/afp/20090110/ten-entertainment-austria-music-people-1dc2b55.html
1
7/19 兵庫県立芸術文化センター
パリ・オペラ座
アリアーヌと青ひげ
2
11/24 びわこホール
ショスタコーヴィチ《明るい小川》
ボリショイ・バレエ
3
10/16 フェスティバルホール
プッチーニ:トゥーランドット
コジュハル指揮
キエフ・オペラ
4
6/13 ザ・シンフォニーホール
大阪フィルハーモニー交響楽団 第419回定期
大植英次指揮 ダニエル・ホープ(vn)
ヴォーン=ウィリアムズ: タリスの主題による幻想曲
ブリテン: ヴァイオリン協奏曲
エルガー: エニグマ変奏曲
5
6/22 ザ・シンフォニーホール
樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ
ショスタコーヴィチ:ピアノ・ソナタ 第2番
ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン・ソナタ
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』
6
5/10 いずみホール
ロッシーニ:ランスへの旅
演出・プロデュース:岩田達宗
指揮:佐藤正浩
照明:原中治美 /舞台監督:住田佳揚子
コリンナ:佐藤美枝子
メリベーア侯爵夫人:福原寿美枝
フォルヴィル伯爵夫人:尾崎比佐子
コルテーゼ夫人:石橋栄実
騎士ベルフィオール:清水徹太郎
リーベンスコフ伯爵:松本薫平
シドニー卿:井原秀人
ドン・プロフォンド:久保田真澄
トロンボノク男爵:折江忠道
ドン・アルヴァーロ:牧野正人
ドン・プルデンツィオ:萩原寛明
ドン・ルイジーノ:松岡重親
デリア:老田裕子
マッダレーナ:福島紀子
モデスティーナ:櫻井裕子
ゼフィリーノ、ジェルソミーノ:清原邦仁
アントーニオ:萩原次己
ザ・カレッジ・オペラハウス管弦楽団
7
5/13
大阪シンフォニカー第125回定期演奏会
指揮:寺岡清高
ベートーヴェン: 交響曲第2番ニ長調Op.36
ハンス・ロット: 交響曲第1番ホ長調
8
10/8 ザ・シンフォニーホール
関西フィル定期
飯守泰次郎指揮 デュメイ(vn)
シャブリエ:ポーランドの祭り - 歌劇「いやいやながらの王様」より
ショーソン:詩曲
ラヴェル:ツィガーヌ
大澤壽人:交響曲第2番
9
11/28 京都コンサートホール
ゲルギエフ指揮 ロンドン響 ヴォロディン(pf)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番
プロコフィエフ:《ロメオとジュリエット》第1,2組曲より
10
9/18 ザ・シンフォニーホール
大阪フィル定期
ラドミル・エリシュカ指揮
独 唱:慶児道代(S)
ヤナ・シコロヴァー(A)
ミハル・レホトスキー(T)
マルチン・グルバル(B)
独 奏:室住素子(Og)
合 唱:大阪フィルハーモニー合唱団
ドヴォルザーク: 序曲「自然の王国で」 作品91
モーツァルト: 交響曲 第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」
ヤナーチェク: グラゴール・ミサ
11/24 (月・祝) 14:00 びわ湖ホール
http://ent.pia.jp/pia/event.do?eventCd=0813055
12/9(火) 12/10(水) 19:00 東京文化会館
http://ent.pia.jp/pia/event.do?eventCd=0806106
半年も前から売ってるのに、安い席もまだあるみたいなんで、ショスタコーヴィチ・ファンの皆さんぜひどうぞ。そういえば、ぴあもeplusもクラシック関係は案内が来るように設定してるんですが、これはバレエだからか来なかったなあ。あと、ショスタコーヴィチの名前も書いてないし…。
ジャパン・アーツの紹介ページ
http://www.japanarts.co.jp/html/2008/ballet/bolshoi/brightstream.htm
アリアーヌ…デボラ・ポラスキ(s)
乳母…ジェーン・ヘンシェル(a)
青ひげ…サー・ウィラード・ホワイト(bs)
セリセット…ディアナ・アクセンティ(ms)
イグレーヌ…イヴォナ・ソボトカ(s)
メリザンド…エレーヌ・ギルメット(s)
ベランジェール…チェ・ユンジョン(s)
アラディーヌ…ジュヌヴィエーヴ・モタール(黙役)
年老いた農夫…クリスチャン・トレギエ(bs)
第2の農夫…グレゴーズ・スタスキエヴィチ(t)
第3の農夫…ユリ・キッシン(bs)
パリ国立オペラ管弦楽団・合唱団
指揮…シルヴァン・カンブルラン
演出/装飾/衣装…アンア・ヴィーブロック
奮発して行ってきましたパリ・オペラ座来日公演。もちろん今年最高額! といっても最上階最後列の端の方でしたが…。結論から言うと、行って良かったです。まず、《アリアーヌ》はめったに聴けない曲だけど、本当に美しい大傑作だし、キャスト、オケ、演出とも文句のつけようもなくすばらしい上演でありました。23日と26日に東京であるそうなので、行ける人は行った方がいいですよ。
特に良かったポイントは、カンブルランの指揮するオケの音そのものの美しさ、ヴィーブロックの明晰で筋の通った演出、そしてキャストの演技、特に青ひげとアラディーヌのCDでは伝わらない(青ひげは3分ぐらいしか歌わないし、アラディーヌに至っては黙役だから)存在感でした。このプロダクションでDVD出してほしいです。
(この項、詳しくはまた書くかもしれませんが、とりいそぎ)
曲のタイトルは《京都 ― 心の反映》("Kyoto -- Reflection of the Mind" )、打楽器、ヴァイオリン、室内管弦楽のための作品で、作曲者はティモシー・K・アダムス Jr. (Timothy K. Adams Jr.)という人です。このアダムス氏、実はピッツバーグ交響楽団のティンパニ奏者で、2001年にヤンソンス指揮の日本ツアーで京都を訪れた際(と書いてあるのですが、2001年にヤンソンス指揮ピッツバーグ響は来日してないので。2002年2月のツアーのことでしょうか)、京都が非常に気に入って、まずは3年前にヴァイオリンと打楽器のための曲を作曲しました。そして今回、それを3楽章に拡大し、室内管弦楽を加えた作品にしたとのことです。初演は今年の5月15日にオークランドで、ピッツバーグ響のコンサートマスターでもあるアンドレス・カルデネズ Andres Cardenes の指揮とヴァイオリン、もちろん作曲者自身の打楽器、ピッツバーグ響室内管弦楽団によって行われ、続いて17日にアッパー・セントクレアでも演奏されました。ちなみにプログラムのほかの曲はモーツァルトの協奏交響曲(管楽のほう)とピアソラの《ブエノスアイレスの四季》でした。
曲は京都の一日についての標題音楽だそうです。第1楽章は寺に昇る朝日で、マリンバが朝もやの雰囲気を描写し、そこに独奏ヴァイオリンが入ってきて空高く昇る朝日を表します。弦が入るとそれが朝で、和音の変化によって、姿を現した寺院を作者が見て心に感じた美しさが表現されます。第2楽章は京都のナイトライフの印象で、カルデネズは comic だと言っています。作曲者によると、これは「外から見た印象だ」とのこと。この楽章ではヴァイオリニストがヴァイオリンと打楽器(木魚、ウィンドチャイム、スプラッシュ・シンバルなど)を同時に演奏したりもします。フィナーレは京都からの列車で、二人の独奏者が列車のリズムを描写します。
えー、説明から想像する限り、《乳母車の冒険》とか《グランド・キャニオン》に通じる、由緒正しいアメリカ描写音楽のように思えますね。京響のシリーズとはだいぶ毛色が変わっているようですが、面白そうなので、機会があれば聞いてみたいものです。
]]>良かったですねえ。最初のタリス幻想曲が鳴り出してびっくり。大フィルの弦ってこんなに美しかったのかと思いました。まあなんというか、絹のじゅうたん(そんなものあるのかどうか知りませんが)の手ざわり。独奏ヴァイオリンとヴィオラ、それに舞台奥のソリの皆さんも良かったです。
次のブリテンも良かったです。ダニエル・ホープの独奏、腕は立ちますねえ。ちょっとヴィオラみたいな独特の渋い音色も美しかったです。何より曲がいいですね。特に終楽章は
感動的。もうちょっと人気曲になってもいいですな。アンコールはラヴェルのソングと言ってましたが、2つのヘブライの歌のカディッシュでしたかね。これを無伴奏で。
休憩後のエニグマは、主題とかニムロッドをかなり遅くねっとりとやってみたり、速い変奏は勢いよくやったり、メリハリの効いた演奏でした。この曲はもうちょっと抑えめにやってくれる方が好みで、実際そういう演奏が多いと思うんですが、たまにはこういうのも面白いです。
今回はなんといってもタメスティのヴィオラでしょう。この人全然知らなかったんですが、うまいですねー。非常になめらかで朗々とした音で、自由自在に歌うバルトーク。アンコールはヒンデミットのop.25-1のソナタの第3楽章と、バッハのパルティータ2番からでしたが、これもすばらしかったです。ヒンデミットの迫力、バッハではまるでヴィオラ・ダ・ガンバのような深い音。
メンデルスゾーンは、ベートーヴェンもシューベルトも存命の1824年に15歳の少年が書いたということを考えるとかなり驚異的な曲ですね。洗練されてるだけじゃなくて、第1楽章の激しい楽想、スケルツォの主部が復帰するところのつなぎ、フィナーレでピツィカートの伴奏で木管が歌うところとか、面白い工夫がたくさんあります。残念ながら演奏はちょっと緻密さに欠けたような。特に、弦と管のバランスが悪くて主旋律が引っ込んじゃうところがあったのは工夫の余地ありじゃないでしょうか。まあメンデルスゾーンは《イタリア》とかでもそうなってしまいやすいんで仕方ないといえばそうなんですが。
レスピーギは派手に盛り上がる曲で、演奏はなかなかよかったんじゃないでしょうか。ただ、個人的にはいまいち良さがわからない曲です。東洋趣味もちょっとあからさますぎる気がするし。なお、2曲目と3曲目は順序を入れ替えて演奏、テノール独唱は舞台裏のトランペットでした。シンフォニカーの花石さんが客員で大太鼓たたいてましたね。
ドリアン・ウィルソンという人ですが、とにかく大きな音を鳴らすのは得意な人のようですが、今回聞く限り、ちょっと大味な芸風のように思いました。昨年のラモン・ガンバみたいな感じでしょうかね。
ザ・シンフォニーホール
いやー、よかったですね。
ベートーヴェンはかなり速めのテンポながら音が上滑りせず堂々としている。エネルギッシュでスピード感あふれる2番でした。
関西初演?となるロットは、管楽器のソロも多く、トライアングルは出ずっぱりという奏者泣かせの曲ですが、寺岡さんと大阪シンフォニカーは明るめの色彩感の見事な演奏でありました。
それにしてもこれは変な曲です。マーラーが1,2,5番で楽想を拝借してるというのはともかくとして、そろそろ終わると思ったら延々続くスケルツォとフィナーレは独創的すぎますね。なぜか大量のベーコンエッグやサンドイッチが出てくる喫茶Yのカレーセットみたい。
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