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January 25, 2009
1/23 インキネン指揮大阪フィル
大阪フィル第424回定期
2009年1月23日(金) 19時 ザ・シンフォニーホール
指揮/ピエタリ・インキネン
シベリウス:付随音楽「死」より“鶴のいる情景”
ラウタヴァーラ:交響曲第8番「旅」 (日本初演)
シベリウス:交響曲第1番
フィンランドの若手指揮者ピエタリ・インキネンは1980年生まれ(ひえー)、「極私的百科全書」内に紹介があります(http://orcheseek.blog66.fc2.com/blog-entry-48.html。この人もパヌラ門下なんですね。
まず、ラウタヴァーラの8番は初めて聞いたんですが、わかりやすいようなわかりにくいようななかなか面白い曲でした。わかりやすいというのは、ゲンダイオンガク的な響きはほとんどないし、スケルツォを第2楽章に置いた古典的な4楽章構成で、フィナーレはわりと高らかににぎやかに終わったりするからなんですが、その一方で、ヴァイオリンが終始きしんだような響き(第1と第2を半音だか4分の1音だかずらして重ねてる?)で歌ってたりするんですね。このズレは最後には合ってたかな? よく覚えてません…。これ、何か意味があるんだと思いますが、何を伝えたいのかはわかりませんでした。インキネンのほか、セーゲルスタムとヴァンスカの録音も出ているので、いずれ聞き直して見ます。
シベリウスの2曲は文句なしにすばらしかったです。1曲目の「鶴のいる情景」は、最初の弱音から弦の響きが繊細で、非常に美しい演奏でした。交響曲第1番では、そういう美しさに加えて熱い高揚感もちゃんとあって、立派な演奏だったと思います。
2008年度の大阪フィル定期は大植さん以外はすべて外国人指揮者を呼んでくるという大胆なプログラムだったわけですが、これまでのところ、最初のドリアン・ウィルソンがあれれという感じだったのを除けば、その後のリープライヒ、リス、エリシュカ、インキネンはそれぞれに個性的な良い演奏を聴かせてくれました。それから、昨年までの大阪フィルは、外国人指揮者が来ると、意思疎通がうまくいってないのかどうなのか、どうも手探りというかぼやけたような演奏になることがあったんですが、今年度、特にインキネンは、そのような曖昧さがなかったように思います。気のせいかも知れませんが、今年度の冒険的な指揮者ラインナップのおかげで、大フィルのほうもいくらか変化があったんじゃないでしょうか。
投稿者 Hayes : January 25, 2009 04:29 AM
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