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May 31, 2005

スヴェトラーノフ,コーガン,ロストロのショスタコーヴィチDVD

ショスタコーヴィチ没後30年を記念してドリームライフからいろいろ出るそうです。コーガンのヴァイオリン協奏曲1番とかロストロのチェロ協奏曲2番,それに森の歌まであって,こりゃなかなか楽しみですね。

8月24日(水)発売
●スヴェトラーノフ/ショスタコーヴィチ交響曲 第5番&第6番 CONCERT
指揮エフゲニー・スヴェトラーノフ
演奏ソビエト国立交響楽団(ロシア国立交響楽団)
収録交響曲 第5番(1976年)
  交響曲 第6番(1979年)

9月21日(水)発売
●スヴェトラーノフ/ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番/チェロ協奏曲 第2番 CONCERT
指揮エフゲニー・スヴェトラーノフ
演奏ソビエト国立交響楽団(ロシア国立交響楽団)

ヴァイオリン:レオニード・コーガン 収録(1976年)
チェロ:ロストロポーヴィチ 収録(1966年)

10月26日(水)発売
●スヴェトラーノフ/ショスタコーヴィチ:オラトリオ「森の歌」/祝典序曲 CONCERT
指揮エフゲニー・スヴェトラーノフ
演奏ソビエト国立交響楽団(ロシア国立交響楽団)
収録「森の歌」(1978年)
  祝典序曲 (1986年)


今秋発売予定
●スヴェトラーノフ/チャイコフスキー:ロメオとジュリエット フランチェスカ・ダ・リミニ CONCERT
指揮エフゲニー・スヴェトラーノフ
演奏ソビエト国立交響楽団(ロシア国立交響楽団)
収録1986年


今秋発売予定
●ムラヴィンスキー/チャイコフスキー交響曲 第5番 CONCERT
指揮エフゲニー・ムラヴィンスキー
演奏レニングラード・フィルハーモニー
収録1982年

Dreamlife

投稿者 Hayes : 12:47 PM | コメント (0) | トラックバック

May 30, 2005

『ムラヴィンスキーと私』『リヒテルと私』

 ロシアのいろんなすごい人たちの通訳を長年つとめた河島みどりさんの著書『ムラヴィンスキーと私』『リヒテルと私』があちこちで話題になっていますが,遅ればせながら私も買って読みました。いやー,これはいい本です。英語やロシア語に翻訳して出版する価値のある本です。この2人のファンはもちろん,そうでない方も読んで損はないです。まあとにかく貴重な話が満載,読み終わったらリヒテルやムラヴィンスキーと友達になったような気になります(笑)。この2人が日本を特に贔屓にしてくれてたのはこういう人たちがいたからなんですね。
 それから『ムラヴィンスキー』の方はショスタコーヴィチ・ファンも必読ですよ。最近ロシアでムラヴィンスキーの日記が出たんですが,この本にその一部が訳出されています。これも貴重です。

投稿者 Hayes : 08:26 PM | コメント (0) | トラックバック

May 28, 2005

お持ち帰り用「音楽評論ジェネレータ」

 拙サイトで一番アクセスが多いコンテンツといえば,もちろんショスタコーヴィチの『死者の歌』とマーラー…ではなく,『新音楽美学覚え書』…でもなく,全自動音楽ジェネレータ「功芳くん」なわけです。これは喜ぶべきか悲しむべきかよくわかりませんが,ともあれたくさんの方に見ていただいているのはうれしいことです。
 ところで,この「功芳くん」ですが,CGIでなくjavascriptで書いてあるのでソースが丸見えです。ということは,そのまま保存して持って帰っていただければ,わざわざうちに来ていただかずともローカルでも遊べますし,改造もし放題なのです。ということで今回は,3ファイルをまとめた功芳くんお持ち帰りセットをご用意しました。よろしかったらどうぞ。改造していいのができたら教えてね!

投稿者 Hayes : 05:38 AM | コメント (4) | トラックバック

May 24, 2005

ゲルギエフがロンドン響首席指揮者に

 なんとこれはびっくり,ヴァレリー・ゲルギエフが2007年1月からサー・コリン・デイヴィスの後をついでロンドン響首席指揮者に就任するそうです。
 サー=コリンも引退するわけではなく,ゲルギエフの年間12公演に対して「プレジデント」として10公演を指揮します。他にダニエル・ハーディングとマイケル・ティルソン・トマスが首席客演指揮者となります。残念ながら,契約上の理由でゲルギエフがLSOレーベルに録音することはできないとのこと。ちなみにゲルギエフは来シーズンロンドンで,LSO,WPh,ロッテルダム・フィル,マリンスキー劇場管を振り分けてショスタコーヴィチの交響曲全曲をやるそうです。

Guardian

投稿者 Hayes : 07:25 PM | コメント (0) | トラックバック

May 08, 2005

芦屋交響楽団定期 芥川也寸志&ショスタコーヴィチ15

昨日は芦屋交響楽団の演奏会に行ってましたので簡単に感想を書いておきます。本名徹二指揮で,ショスタコーヴィチの交響曲第15番と芥川也寸志の「響」と交響曲第1番という曲目,こういう意欲的なプログラム,なかなか関西のプロオケはやってくれませんからねー。今回の演奏会は,去年の9月に90歳でなくなった亡くなった松島正之助さんという団長さんの追悼ということだったんですが,ショスタコーヴィチの15番はその松島団長が最後にやってほしいと言ってた曲だそうです。すごいな。90歳でショスタコーヴィチの15番。

ショスタコーヴィチの15番は,私が中学生の頃聞いて,ショスタコーヴィチにはまって,人生も変わった(?)という曲なんですが,これをアマオケで聞く日がこようとは。なにしろこれ,全員がソリストみたいな曲なんですよね。芦屋交響楽団のみなさんはさすが,立派な演奏でした。本名さんはときどきものすごく速い演奏をするんですが,今回は終楽章が少し速めだったぐらいかな。プログラムにも書いてましたが打楽器は大変だったと思います。

芥川の2曲は実を言うとはじめて聞きました。「響」はオルガンが結構ソロ的に活躍する曲で,ハチャトゥリヤンの3番を思い出しました。やはりお祭り的なオスティナートの大迫力がすごいですね。交響曲第1番は若いころの曲だそうですが,充実したいい曲ですね。プロコフィエフの第5番のスケルツォによく似たフィナーレなどもいいですが,よくできたミャスコフスキーみたいな第1楽章とか。

アンコールは,こちらは芥川初心者の私でも何度か演奏会で聞いたことのある作品,「赤穂浪士のテーマ」と「交響管弦楽のための音楽」第2楽章でした。赤穂浪士では例のパーンという音,長い角材2本を打ち合わせていたんですが,後半になると叩くたびに木屑が散って,奏者の人も周囲の人も苦笑気味。でもあれで会場はなごみました。交響管弦楽は走る走るノリのいい演奏でした。

芦響はやっぱりうまいですね。芥川さんの未知の作品に出会えたのが何よりの収穫でした。特に交響曲第1番はCD欲しいな。

データ
2005年5月7日(土)18時 ザ・シンフォニーホール
芦屋交響楽団第63回定期
1. ショスタコーヴィチ:交響曲第15番op.141
2. 芥川也寸志:オルガンとオーケストラのための「響」
3. 芥川也寸志:交響曲第1番
本名徹二指揮 芦屋交響楽団
オルガン:片桐聖子(2)

追記:安田さんのところにトラックバックさせていただきました。
http://bqcla.cocolog-nifty.com/bqcla/2005/05/__2d39.html

投稿者 Hayes : 06:27 PM | コメント (7) | トラックバック

May 06, 2005

ショスタコーヴィチの第5番への『カルメン』引用の意味

 ショスタコーヴィチの交響曲第5番第1楽章には,ビゼーの『カルメン』の「ハバネラ」からの引用らしき箇所があります(amour, amour...のところ)。これについて,昨年の11月に行われたバード音楽祭のパネル・ディスカッションにおいて,エリザベス・ウィルソンが興味深いことを語っています。
 それによると,これはショスタコーヴィチのエレーナという女性との恋愛に関係あるんじゃないかとのことです(また女かよ!)。また,このエレーナは後にカルメンという男性と結婚したとのことです。ということで,どうやらウィルソンの言ってるのはエレーナ・コンスタンチノフスカヤのことのようです。この人についてはヘーントヴァの例の驚くべきショスタコーヴィチに詳しいんですが、それによると,確かにショスタコーヴィチは第5交響曲を書く前の何年かエレーナと付き合っていて、エレーナはショスタコーヴィチと別れたあと、スペインへ行ってR.カルメンという記録映画の監督と結婚してますね。
 そのほかの細かいことは何も語らなかったということで(いずれどこかに発表されるでしょう),どの程度信憑性のある説なのか,どこまでが事実でどこまでが憶測なのかはわからないのですが,ウィルソンといえば,ショスタコーヴィチ・ファン必読書, Shostakovich: A Life Remembered の編者ですし,そんなにいい加減なことは言わないかなという気もします。

ネタ元:DSCH Journal No.22 p.55

投稿者 Hayes : 11:41 PM | コメント (2) | トラックバック