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May 06, 2005

ショスタコーヴィチの第5番への『カルメン』引用の意味

 ショスタコーヴィチの交響曲第5番第1楽章には,ビゼーの『カルメン』の「ハバネラ」からの引用らしき箇所があります(amour, amour...のところ)。これについて,昨年の11月に行われたバード音楽祭のパネル・ディスカッションにおいて,エリザベス・ウィルソンが興味深いことを語っています。
 それによると,これはショスタコーヴィチのエレーナという女性との恋愛に関係あるんじゃないかとのことです(また女かよ!)。また,このエレーナは後にカルメンという男性と結婚したとのことです。ということで,どうやらウィルソンの言ってるのはエレーナ・コンスタンチノフスカヤのことのようです。この人についてはヘーントヴァの例の驚くべきショスタコーヴィチに詳しいんですが、それによると,確かにショスタコーヴィチは第5交響曲を書く前の何年かエレーナと付き合っていて、エレーナはショスタコーヴィチと別れたあと、スペインへ行ってR.カルメンという記録映画の監督と結婚してますね。
 そのほかの細かいことは何も語らなかったということで(いずれどこかに発表されるでしょう),どの程度信憑性のある説なのか,どこまでが事実でどこまでが憶測なのかはわからないのですが,ウィルソンといえば,ショスタコーヴィチ・ファン必読書, Shostakovich: A Life Remembered の編者ですし,そんなにいい加減なことは言わないかなという気もします。

ネタ元:DSCH Journal No.22 p.55

投稿者 Hayes : May 6, 2005 11:41 PM

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コメント

>(また女かよ!)。

同感であります。(^^ゞ

投稿者 unioh : May 7, 2005 06:52 PM

>uniohさん
ショスタコーヴィチの女性遍歴はすごいもんですね。人民の敵ならぬ女性の敵ですね,あれは。

投稿者 Hayes : May 7, 2005 09:57 PM